「その話、せめて店を出てから・・・」と願う、販売員の話。

こんにちは、山田あるとです。

2日前のブログにうっすら書きましたが、パン屋で販売の仕事をしています。

接客業に携わる方なら日々感じていることだと思うんですが、

本当に色んなお客さんが居ます。今日は、そんな話をひとつ。

 

その場で「値段が高い」と店員に言ってしまう問題

「どんな味?」「美味しいの?」と、あらゆる声が聞かれる中

これだけは、一瞬言葉を失っちゃうほど苦手。(アドリブ力が来ない・・・。)

だからって態度を変えることはないけど、心中穏やかでないのも確か。人間だもの。

 

で、結論から言うと「思う」のは自由。

 

私だって「この大きさで、この値段かぁ…」と思うのは日常茶飯事だし。

まあ・・・大きさを気にするのは、単に私の貧乏性が働いてのことだと思うんですが、

小麦やらバターやら、こだわっているパン屋さんは、やっぱり値が張る。

それでも食べたいと思うのは、私にとっての嗜好品だから。

(まず店に行く背景が、人によって違うんだろうなと今書いてて気づいた。)

時には、好みでないパンも出てきちゃうんですけど、

でもそれって、食べたから分かったことなんですよ。当たり前だけど。

そういう経験って大事やと思います。いくら年を重ねても。

見た目だけじゃ本当に好きか嫌いかって分からない。

 

値段は後にして、まずは食べてほしい。

現在は「安かろう悪かろう」の時代ではないですよね。

「美味しくて安いが当たり前」が消費者心理としてあるだろうけど、

専門店ならではの美味しさも知ってほしいと私は思います。

 

・・・で、タイトルへと繋がっていくのだけど、

まず「値段が高い」から始まるコミュニケーションは

ハードモードすぎるので言わないほうが無難じゃないだろうかと思う。

お客さん同士の会話で聞こえてきたものは聞こえないふりします(してます)

 

基本的にパンは手間暇かかる食べ物ということを知ってほしい。

その日の焼き分は前日から生地を仕込んでます。

ちゃちゃーと作って、ちゃちゃーと出来るわけではない。

だから、毎日朝早くから頑張る職人さんのことを思うと悲しい気持ちになるし

「まだ食べてもないのに…」と悔しくなる。

 

店側に対して、変に気を遣う必要もないんだけど、

だからって嫌な気持ちだけを置いて帰ることはないのになあと。

本人(職人さん)に言うのも私に言うのも大差ないです。

私も愛情を持ってパンを売ってるからです。

 

だから、そういう話がしたいなら店を出てからにしてほしい。

そう願うのはワガママでしょうか?